新たにマイナンバーカードを取得した人には5000円分、マイナンバーカードを健康保険証として使う手続きをしたら7500円分、預貯金口座とひも付けをしたら7500円分のポイントがもらえます。
詳細はまだ未定です。
国（官僚）も色々な施策を考えるものですね。
今回のポイント、貰うべきか、やめておくべきか？考えてみました。
今のマイナンバーカードの情報に健康保険証の情報と銀行口座の情報が紐づいただけで、どの程度リスクが増えるかを考えてみましょう。
既に、新規で金融機関の口座開設にはマイナンバーの登録が必要となっています。証券会社に口座を持っている人も、マイナンバーの登録は済んでいます。
つまり、多くの国内の金融機関の口座はすでに国に把握されている状態なのです。
今回は逆方向の紐づけが付くだけで、しかも1口座だけなので現状とほとんど変わらないというのが実情です。
もしどうしても「今の自分の口座に紐づけはいや」というかたは、新しくマイナンバーカード用の銀行口座を作成するのも良いでしょう。それで7500円分のポイントがもらえます。（たぶん）
マイナンバーカードから銀行口座の紐づけができれば、前回の10万円給付のような場合もスムーズに振り込みができるようになるでしょう。
既に健康保険で利用した病院名や日付、金額などの利用内容は全て国に把握されています。
健康保険証と紐づいた時に、国に知られて困るような新たな個人情報があるかと考えると、私自身は思いつきません。
逆にワクチンパスポートなどの有効利用も考えられます。
なら、1.5万円貰えるものは貰っておこうというのが私の結論です。
今回のポイント付与は、強制ではなくこのように選択できるのは良いことだと思います。少なくとも、無駄なCM流すより、よほど効果的な税金の使い方だと思います。
ちなみに、マイナンバーカードの情報漏洩があった場合のリスクも考えておきましょう。（私もお役所のセキュリティー管理は信用していません。）
マイナンバーと氏名、口座番号がハッキングされたとしても、その個人口座からお金が引き出されることはまず無いでしょう。
（絶対ないとは言えませんが 笑）
マイナンバーカード用の口座を新規に作れば（残高千円で）さらに安心かも知れません。
健康保険証の番号や氏名は本人確認に使用する場合がありますが、顔写真の無い健康保険証は、他に住民票などもう一つ証明書が必要(注１）ですのでマイナンバーカードのデータベースから健康保険証の番号が盗まれたとしても、単独で被害に遭う事は無いでしょう。
（注１：犯罪収益移転防止法 平成28年10月1日全面施行）
病歴や持病を知られたくない人もいると思いますが、顔も知らない他人がそれを知ったから何だという気もします。
お役所や会社に身代金の要求が来るかもしれませんが、現段階の個人情報では、マイナンバーカードの情報漏洩で個人が被害に遭う可能性はかなり低いと思います。実際にハッキングされたら、あまり気持ちのいい話ではありませんが。
ほんのわずかでも、リスクは取りたくない（マイナンバーカードは持たない）という方もおられると思いますが、その場合は2万円のポイントをあきらめてください。
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