日本の財政は破綻はしない！は本当？

「日本は自国通貨を発行しているから」とか、「国債はほとんど日本人が持っているから」など、色々な理屈をこねくり回して、日本はどんなに借金が膨らんでも財政破綻しないと言っている人たちがいます。

 

確かに今日、明日に財政破綻する事は無い、というのもその通りですが、永遠に財政破綻しないのかと言えば、今のままでは、それは「No！」です。

 

直近でも18歳以下の子どもに10万円給付が決まりました。このお金も借金です。

このまま税収以上に赤字国債を発行し続けるなら、いつかは破綻します。

それが10年後か20年後かはわかりませんが。

 

仮に今の日本の借金が10倍の1京円になったとしたら、円の価値（為替レート）はどうなるでしょうか？

 

例えば1ドルが千円になった時の暮らしがどのようなものか想像してみてください。ガソリンが１リットル1600円。40リットル給油すると6万4千円！！　庶民はもう車に乗れません。

（10年後にはEVになっているというつっこみは置いておいて　笑）

 

そう単純では無いにしても、ほとんどの輸入品は今の10倍の価格になるかも知れません。

 

SNS（TwitterやYou-Tube）を見ていると、本当の事の中にウソが混在していて、あたかも全ての事が正しいかのように発信されています。多少誇張やウソが入っていても、その方がイイねやアクセス数が増えるので、収入のためならなんでもありの世界です。

 

もちろん正しい事を言っている人もたくさんいますが、SNSの情報や特定の人の発信だけを見ていると、その中の間違いやウソに気が付かない場合があります。人間は自分に都合の良い情報だけを信じたいバイアスが働きます。自分の考えに近い人の情報だけを見ていると非常に危険です。

 

TVや新聞の情報が全てが正しいということではありません。自分には不都合な内容にも耳を傾け、マスメディアやネットの情報の、何が真実で何がウソかを見極める能力が求められています。