財務次官、モノ申す
今話題の文芸春秋11月号の矢野康治(財務事務次官)の記事。
もうご覧になりましたでしょうか?
昨年の定額給付金を含め、どの政党も財源については一切触れず、衆議院選挙に向けて給付金バラマキの甘い事ばかり。バラマキのつけは、遅かれ早かれやがて国民が払うことになります。(それは自分の子供たちかも知れません)
既に1200兆円もの借金。(国と地方合計)
政治家は、誰一人として返済のことは考えていないように見えます。
結局は超インフレで、借金が相対的に百分の1程度(12兆円程度)になるのを待つしか無さそうです。
日本も過去には1927年にモラトリアムとして、1946年にも新札への切り替えとして、預金封鎖が行われました。そして、国の借金はチャラになり、庶民のお金は国に巻き上げられてしまいました。
結局は国民が犠牲になる事は間違いないのですが、逆にその時大儲けした人もいます。
(西武グループ、東急グループ等)
つまり、今からしっかり「対策をしている人だけが生き残れる」という事を歴史は示しています。厚生年金と預貯金2000万円あれば、老後は安泰というわけでは無さそうです。
※ 預貯金2000万円は金融庁モデルケース試算より
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