特別定額給付金　郵送の方が早い？

 

　横浜市では電子申請による特別定額給付金の受付が、5月12日の午前０時から始まりました。

しかし、そのシステムがなんともお粗末な仕組みの様で、郵送の方が早く受け取れるかも知れません。

 

　マイナンバーカードを持っていて問題無く電子申請できたとしても、市区町村の担当者がそれを住民基本台帳と照合して、また別のシステムに入力しているらしいのです。

 

　私も入力画面で、家族の氏名を手入力するのにはちょっと驚きました。

 

「え？！　ここで氏名を間違えて入力したらどうなるの？」

 

　何百万人もの人が、こんな重要な部分を手入力すると、間違いが起きないわけがありません。世帯は別なのに、同居している親の名前を入れる、というような間違いも多いようです。

 

　そのため、職員が一件ずつ住民基本台帳を確認し、支払い用のシステムに入力しているそうで、当然一人が一日に処理できる限界があります。結局そこで人間が介在することになり、振り込みまで大幅に時間がかかるようです。

 

　なんとも、お粗末なシステムを作ってしまったものです。市区町村の職員の皆様もお疲れ様です。

 

 

　今から申し込むのであれば、郵送される用紙に記入して返送する方が早いかも知れません。

 

　この事以外にも、暗証番号がわからない方や色々な問い合わせで、市区町村の窓口は大混乱のようです。　本当にお疲れ様です。

 

 

　私の電子証明書用暗証番号の有効期限は今年の誕生日なのですが、その更新も区役所の窓口に行かないとできません。なんという人間依存システム。

 

　コロナ騒ぎで外出自粛が叫ばれている中、そして区役所の職員の方に迷惑をかけないよう、しばらくはそのままにしておこうと思います。

　

 

　今回は、マイナンバーカード普及のチャンスと思われたのですが、かえって逆効果になりそうです。今でもマイナンバーカードが無くてもぜんぜん困ることが無いので、ますます利用者は減るかもしれませんね。