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iDeCo 初めの一歩 何のためのiDeCo?

資産形成は全体のバランスが大事です。

iDeCoも目的を考え、他の制度と合わせて賢く利用しましょう。

私たちが利用できる資産形成の制度はいくつかありますが、それぞれ目的に合わせて上手に利用しましょう。iDeCoやNISAはその代表例ですが、サラリーマンなら財形貯蓄や個人年金、持株会等の制度も利用可能かも知れませんね。

 iDeCo(個人型確定拠出年金)は、退職後の収入を補うのが目的です。そのため60歳になるまで途中で解約できません。つまり、子供の学費や自宅の購入資金には利用できませんので注意が必要です。逆に途中で解約できないということは、確実に老後のための資産形成が可能という事です。

 

 最近の高齢者はみなさん元気ですね。定年退職後もスポーツや旅行に出かけたり非常に活動的です。このような世代をアクティブシニアと呼びます。このアクティブシニアは普段の生活にもお金がかかります。ゴルフやスキー、海外旅行など、場合によっては現役時代と同じくらいかかる事もあるようです。公的年金だけではとても足りませんね。また、後期高齢者になると、認知症や身体の衰え等による介護費用の心配もあります。このような退職後の生活をカバーするのがiDeCoの主な目的です。

 充実したシニアライフのために、iDeCoを活用してしっかり資産形成しましょう。