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iDeCo 初めの一歩 金融機関の選び方

2017年1月より個人型確定拠出年金(iDeCo)の制度改正が施行されました。

新しくiDeCoを始めようと考えている方も多いと思います。

しかし、iDeCoを始めるにあたり、注意すべきことが色々ありますので、これから少しずつお話しようと思います。

 

◆金融機関の選び方

 まず最初に金融機関の選び方ですが、一番の王道はやはり手数料が安い所ですね。

長期の資産形成の場合、わずかな手数料の違いが20年、30年と積み重なると、収益に大きな差となります。

 個人型DCでは、口座を管理する金融機関に支払う運営管理手数料は重要なポイントです。運営管理手数料は金融機関によって異なりますので、できれば安い所を選びたいですね。

 

運営管理手数料の一覧は以下のサイトで確認できますので、参考にしてください。

http://www.benefit401k.com/MORNINGSTAR/doc/select_03.html

 

 さらに、投資信託には主に3つの手数料がかかります。1つ目は「購入時手数料(販売手数料)」、2つ目は「運用管理費用(信託報酬)」、3つ目が「信託財産留保額」です。ここで押さえておきたいのは、購入時手数料です。購入時手数料は金融機関によって異なりますので、金融機関選びの重要なポイントとなります。こちらもできるだけ安い金融機関を選びたいですね。

 

 これからiDeCoを始める方は、コストの視点で金融機関を選択し、メリットを存分に活用して欲しいと思います。

 注:iDeCoを利用するためには、これ以外に国民年金基金連合会に1,236円(年額)、事務委託先金融機関(信託銀行)に768円(年額)の手数料がかかります。

お役立ち情報にも確定拠出年金の仕組みや注意点などを紹介しています。

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