日銀追加緩和はETFの買増しだけ

 本日発表された追加緩和はETF3.3兆円を6兆円に買増し。国債買い入れや、マイナス金利拡大は無しでした。

現時点で行える、最大限努力した結果という感じがします。自民党の経済対策28兆円に支えられて、株価はなんとか前日終値から92.43円のプラスで終わりましたが、為替は103円を割り込むまで円高が進みました。円高も28兆円の経済対策に下支えられて、今は、なんとか103円台を維持しています。100円割れのような、最悪の状態をなんとか回避できたのは良かったと思います。

 今後は米国の利上げが年内に行われるのかが、大きなポイントです。現時点での予想は、8月の米雇用統計も良い数字により、年内利上げに可能性を残すと思います。日本の経済対策の補正予算承認等とあわせて、来週は株価17,000円越え、為替も106円台を回復するのではないでしょうか。

 ご注意:実際の株価や為替レートを保証するものではありません。投資はあくまでも自己責任で行ってください。