次の注目は参議院選挙

7月10日の参議院選挙で自民党がどれだけ議席を獲得するか?

 自民・公明で過半数の議席を確保すると、10兆円を超える財政出動期待、日銀の追加緩和期待等、株価は大きく戻る可能性が高いと思います。逆に議席数を減らす結果となった場合は、アベノミクスの崩壊による株安、円高再燃となると考えられます。

 

 今回から18歳から選挙権が与えられ、若者の投票率がどうなるかも、選挙に大きく影響しそうです。どの政治家もダメという気もしますが、消去法で残った(いちばんましな)候補に投票する事も考えましょう。だれが当選しても何も変わらないと、投票に行かないという選択は、嫌いでダメな政治家を応援(黙認)する結果となります。

 イギリスの国民投票では、僅差でEU離脱が決定しました。もし残留を望んでいながら、投票しなかった人が投票所に足を運んでいたら、逆の結果になった可能性もあるわけです。投票で自分の意思を示すことが、いかに重要かを、イギリスの国民投票は私たちに教えてくれています。